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「電力会社」で遊んだので感想などまとめてみた

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先日、「電力会社」というボードゲーム(原題は「Power Grid」)をプレイする機会があったので、個人的な感想まじりでプレイレビュー的なものを書いてみたりして。

作者はフリードマン・フリーゼ。
新旧版が2001年、新版が2004年に発売された。ミープルチョイス賞、ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト、ポーランド年間ゲーム大賞、スペイン年間ゲーム大賞ノミネート、イタリア・ルッカゲーム賞、オランダゲーム賞など多数ゲーム賞でノミネートor賞を受賞している。

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アークライト
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■基本なゲームの流れ
電力会社の経営者となり、最終的には都市の拡大(都市を作り接続数を増やすこと)を目指す。

都市を作るのにはお金が必要になる。
より多くのお金を得るためには、作った都市に電力を供給して収入を得る必要がある。
都市に電力を供給するには、発電所を作り、発電のための資源(燃料)を確保する必要がある。

・・・という関係性・流れになっている。
「都市を立てる」「発電所を買う」「資源を買う」というアクションすべてにお金が必要になる。どういうバランスでそれぞれに投資していくかが悩みどころになる。いち早く目標数まで都市を拡大したプレイヤーが勝ちとなる。


■プレイの基本的な流れ
ボード、発電所カード、都市コマ、資源コマ4種、お金4種・・・と使うものも多いので、やる前は一見、複雑そうでとっつきにくい感があったのだけど、実際に流れでプレイしてみると、2回目以降は割とすんなりプレイできると思う。
というのも、完全なターン制(交替制)ではなく、全体の大きな流れに従ってそれぞれのステップで各プレイヤーが手番をプレイするゲームだからだ。お互いに今は何をしているフェーズなのかを確認しながら遊べるのと、基本的に一定のフェーズを何ターンも繰り返すことになるので、遊んでいるうちに覚えてしまえる。


手番の変更:一番高い発電所を持っている人が1番になり、以降は順に。つまり前ターンで購入した発電所の価格の影響を受けて、毎ターンの頭で手番が変わることになる。

  ▼

発電所の購入:オークション形式で場に4つまたは6つ出ている中から欲しい発電所を落札する。手番1の人から順に、希望の発電所をあげて、その発電所のオークションを行う。落札されたら、山から新たに発電所を場に補充する。
希望を出した人が落札できなかった場合には再度、希望の発電所を言いオークションを行う。一度落札した人や、手番での希望宣言をパスした場合にはオークションの参加権がなくなり、全員が購入権をなくしたら資源の購入へ移る。

  ▼

資源の購入:手番とは「逆順」で場に出ている資源(石炭、石油、ゴミ、ウランの4種)を購入していく。資源は収入フェーズで消費して発電を行うのに必要になる。
各発電所には置ける資源の上限が設定されているので、それを上回る数の購入はできない。購入したら自身が所有する発電所カードの上に置いておく。場の資源は購入されて数が少なくなるほど1つあたりの値段が高くなっていくので、基本的にはより早く買える方が有利となる。手番と逆順になるので高い発電所を持っている人ほど購入が後になる。

  ▼

都市の建設手番とは「逆順」で都市を建設していく。ゲームが進行して「ステージ2※後述」「ステージ3後述」に入るまでは、基本的に地図の1つマスには1つの都市しか作れない。地図上で近くに他のプレイヤーがいる場合には、先に都市を建設することで、より早く有利なポイントを押さえることができる、かもしれない。ここも手番と逆順になるので、高い発電所を持っている人ほど都市の建設は後になる。

  ▼

決算(収入):建設した都市の数と、それに対して供給できる電力に応じて収入を得られる。例えば都市1つを持っていて、電力を1生産できる発電所を持っていて、電力を1生産するのに必要な資源が発電所においてある場合、資源を支払って収入を得ることができる。都市が5つあっても電力が3つ分しか供給できなければ、3つ分の収入しかもらえない。逆に言えば、収入が得られないだけで、必ず都市分の電力を生産しなければならないわけではない。

  ▼

資源の補給:購入された資源に対して補給が行われる。それぞれの資源がいくつ補給されるかはその時の「ステージ※後述」によって変わる。例えば、石炭ならば、ステージ1では6つ補給されるが、ステージ3になると3つしか補給されない、など。ステージ進行と共に資源の入手難度が変わるので、それに合わせて所有する発電所の種類(どの資源で発電するのか)を調整する必要がでてくる。

  ▼

発電所の調整「ステージ※後述によって調整内容は変わるものの、一番長い(と思われる)ステージ1では、場に出ているうち最も基本価格の高い発電所1枚を山の一番下に入れ、変わりに新たに1枚を場に補給する。


これ以降は「手番の変更」に戻り、繰り返しプレイする。ゲームがある程度進むと「ステージ」が変わる。


・ステージ変更
ここまでの説明の所々で書いたように「ステージが変わる」という概念がある。ゲームが進んで「いずれかのプレイヤーが一定数(プレイ人数により変わる)以上の都市を作る」という条件を満たすと「ステージ2」に突入する。さらに、一定以上、発電所が購入されると「ステージ3」突入を示すカードが発電所の山から出てくるので、そのタイミングで「ステージ3」に突入。
ステージが変わることで、都市の購入ルール(1つのマスに建てられる都市の数が増える)や、毎ターンの資源の補給数が変わる。




■感想など
まだ2ゲームしかプレイしてないので、的外れかもしれないけどやってみた感想・感触としては・・・


自分がどの発電所を買ったかによって手番が大きく変化するので、特に初手でどの発電所を購入するかは非常に重要だと思われる。ほいほい高い発電所を買ってしまうと、購入や建設が後になって最初から苦しむことになったりもする。

また、都市も自分の都市に接続する(隣接する)形でしか建設していけないので、初手でどこに建設するのかというのは非常に重要だと思われる。広げ辛い場所に最初の都市を置いてしまうと、周りを囲まれた際に、他プレイヤーの都市をまたいで建設する(より高いコストが必要になる)ハメになり、これまたキツい展開になってしまう。

あとここまでの説明では出てきていないが、無資源で発電できる発電所も含まれている。風力発電や、風力+太陽光発電、さらには、現在の技術では存在しない謎の無資源発電施設なども存在する。夢がある。
夢があるだけでなく、そういった無資源で発電できる発電所は、非常に強力で、序盤で入手できるとその後の展開は一気に楽になる。資源の奪い合いからも(多少は)開放され、資源につぎ込まないといけないお金も減り、その分、より多くのお金を都市の建設にまわすことができる。そんな素敵な発電所なので、当然その分、オークションでの競争は激しくなる。

「資源の奪い合いからの解放」と書いたが、それもまた重要で、場に出ている資源は買われて数が少なくなるほど高騰するので、競争の少ない資源で発電できる発電所を持つことも必要になってくる。

なので、キモは「お金」と「手番」のコントロールで、あとはちょっとの運(どのタイミングで、どの発電所がオークションにかけられるか)なのではないかと思った。



■おまけ:電力会社に興味が沸いたら
Game Link Vol.5では、電力会社作者のフリードマン・フリーゼの特集が組まれていて、付録としてフリードマン・フリーゼが作ったカードゲーム「FOPPEN」や、電力会社のプロモーションカード2枚がついている。興味がある方はコチラもどうぞ。

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◆特集
エキセントリックなゲームの帝王、 フリードマン・フリーゼ

◆付録
・FOPPEN(フリードマン・フリーゼ作のカードゲーム)
・電力会社(追加発電所カード2枚) ほか

参考:
月額見放題1,000円開始キャンペーンバナー(画像ありver)

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あけましておめでとうございます。 今年も気まぐれに更新していくので宜しくお願いします。   さて、年始なわけですが、お正月にはすごろくやカルタ... 続きを読む

このブログ記事について

このページは、ませうが2010年10月18日 20:05に書いたブログ記事です。

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